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③ 子音字(平音9文字、激音5文字、濃音5文字)

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ングルの子音は、基本となる子音字が14文字(平音へいおん9文字、激音げきおん5文字)と、その子音字を二つ重ねた合成子音字(濃音のうおん)が5文字の計19文字となっています。

 ここでは先ず、そのうちの子音字について紹介します。ちなみに、日本語の五十音順(あかさたな…)のように、ハングルでは「가, 나, 다, 라」(カナタラ)順となり、こちらも母音同様、辞書などで探す場合の順番となるので、この順番通りに覚えてね。

 

平音(へいおん) 9文字

字母
[発音][k][n][t][r][m][p][s][無音][ʧ]
文字
  (+ㅏ) 
[発音][ka][na][ta][ra][ma][pa][sa][a][ʧa]

※平音は息が口の外に出ないので、日本語よりも大人しい「カ」「タ」「パ」「チャ」の発音となる。

 

激音(げきおん) 5文字

字母
[発音] h][kh][th][ph][h]
文字
 (+ㅏ) 
[発音]ha][kha][tha][pha][ha]

※息の出る激しい音、唾が飛ぶぐらい早い息が伴った「チャ」「カ」「タ」「パ」の発音

 

濃音(のうおん) 5文字

字母
[発音][k` ][t` ][p` ][s` ][ʧ ` ]
文字
 (+ㅏ) 
[発音][k` a][t` a][p` a][s` a][ʧ `a]

※喉を緊張させて発音する特殊な音。口から息が出ないよう注意。

 

 日本語では、清音と濁音によって意味が変わるでしょ。「か(過去)」と「か(籠)」、「んす(箪笥)」と「んす(ダンス)」とか。こんな感じに、日本語では清濁音で意味が変わるけど、韓国語では平音、激音、濃音で意味が変わるという違いがある。意味の分別は、平音、激音、濃音ね。

 平音は口から息がほとんど出てこない柔らかい大人しい音、激音は口から早い息を伴って出てくる激しい音、濃音は口から息をほとんど出さずに喉を緊張させて発声する一風変わった音。

 例えば、「다」(平音のチャダ:寝る)、「다」(激音のチャダ:冷たい)、「다」(濃音のチャダ:塩辛い)。カタカナで書くと全部「チャダ」だけど、この「チャ」はみんな音が違ってて、もちろん意味も違う。日本人にとっては日本語に無い区別だから、身に付けるのが難しいけど、発音を間違えると意味が変わっちゃうので、区別できるようしっかり発音する必要があるし、しっかり聞き取れるように練習しなくちゃいけないね。濃音はちょっとハードル高め。

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