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⑧ 激音-01(ㅊ, ㅋ, ㅌ)

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 ここからは、子音の中でも、早い息を伴って発声される激音について見ていこう。

発音
h]
字母名
치읓
チウ
 「ㅈ」の字母に筆画を足して作ったもの。
 「ㅈ」[ʧ] に息の音である「ㅎ」[h] が伴った激音。
  早い息(強い息)を伴って発音される破裂音。
   ※フォントによっては「大」のような形にも見える。

 基本母音との組み合わせは「차, 챠, 처, 쳐, 초, 쵸, 추, 츄, 츠, 치」(チャー、チャー、チョー、チョー、チョー、チョー、チュー、チュー、チュー、チー) の10個。ただし、차/챠、처/쳐、초/쵸、추/츄は、表記は違うが発音は同じとなる。

ha]ha]hɔ]hɔ]ho]
ho]hu]hu]hü]hi]

 先ずは、舌を上あごの真ん中辺りに当てて、そのまま擦りながら破裂させる「ㅈ」[ʧ]に、息の音である「ㅎ」[h] が伴った「ㅊ」[ʧh]。激音は名前の通り激しい音だとよく説明されるけど、大切なのは早い息を伴った音であるということ。この点に注意してみよう。強く激しい音は小声では伝わりづらいけど、この激音は小声でも伝わる。なぜなら早い息があるかどうかで分別しているから。音の大きさ、声の大きさは関係なく、息の成分(=「ㅎ」[h])があるかどうか。

 激音を個人で練習するときによくやる方法は、ティッシュペーパーを顔の前に1枚垂らして発音の練習をする方法。平音や濃音はティッシュペーパーが息で揺れないけど、激音は早い息と共に発声されるので、ティッシュペーパーが勢いよく向こう側に揺れるよ。一度、確認も兼ねて練習してみてね。

 


 

発音
[kh]
字母名
키읔
キウ
 「ㄱ」の字母に筆画を足して作ったもの。
 「ㄱ」[k] に息の音である「ㅎ」[h] が伴った音。
  激音。

 基本母音との組み合わせは「카, 캬, 커, 켜, 코, 쿄, 쿠, 큐, 크, 키」(カー、キャー、コー、キョー、コー、キョー、クー、キュー、クー、キー) の10個。

[kha][khja][khɔ][khjɔ][kho]
[khjo][khu][khju][khü][khi]

 「ㅋ」は日本語の「か」行に「ハッ、ヒッ…」という息の音(「ㅎ」[h])が混ざって発声される音。「か」行に早い息を乗せる感じで発音してみよう。力は抜いてね。

 


 

発音
[th]
字母名
티긑
ティグ
 「ㄷ」の字母に筆画を足して作ったもの。
 「ㄷ」[t] に息の音である「ㅎ」[h] が伴った音。
  激音。

 基本母音との組み合わせは「타, 탸, 터, 텨, 토, 툐, 투, 튜, 트, 티」(ター、ティャー、トー、ティョー、トー、ティョー、トゥー、テュー、トゥー、ティー) の10個。

[tha][thja][thɔ][thjɔ][tho]
[thjo][thu][thju][thü][thi]

 「ㅌ」も、日本語の「た」行に、早い息の音(「ㅎ」[h])を乗せる感じで発音すると上手く発音できると思うよ。激音に力は要らないので、力は抜いて発音してね。

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